いつまでも手放せないでいる執着や思い込みについてのカードリーディング【C】
劣等感や自己否定感の思い込みに苛まれていて、自己批判を続けている状態です。
誰かと自分を比較してはジャッジをするという癖をやめられないでいるでしょう。
自分を受け容れよう、愛そうと努力していても、思うように功を奏していないのではないかと思います。
これを読まれている方によって多少異なるかもしれませんが、共通しているのは「主体性の欠如」のようです。
自分は人生の脇役という感じがしていませんか。
か弱く、罪深い存在である自分の人生には、誰かの庇護や処罰が不可欠であるという信念を抱いているようです。
そんなあなたの性質は、表向きには卑屈または謙虚に映るでしょう。
しかし、心の奥底にはそうした生き方を自らに課している自身への怒りの火種があります。
普段は強く抑制していても、何らかの刺激が風のように吹き込んできたときには燃え盛り、攻撃的な形となって表れているかもしれません。
人によっては、その怒りを他者にぶつけてしまうこともあるでしょう。
そしてそのあと、自己嫌悪に陥るという悪循環が生じているのではないかと思います。
大人になるにつれて身につけていった観念を削ぎ落すことが手放しにつながります。
あなたは「あれを持っていない」「ここが劣っている」と自身に不足感を抱いていると思いますが、それらは成長と共に刷り込まれていった観念でしかなく、あなたの本質を表しているものではありません。
「こうでなければ完全ではない」という観念(思い込み)を着込んでいるせいで、不完全に感じられるだけであり、本質のあなたは初めからずっと完全無欠です。
「それはわかっている。でも肝心のそれが脱げない…」と思うのなら、脱げないのではなく実は脱ごうとしていないのではないか、と自分に問いかけてみましょう。
脱がないでいることのメリットを探ってみるのです。
たとえば……
- 誰かに守られていれば、自立的に生きる責任や面倒から逃れられる。
- 自分を責めていれば、それ以上誰かから責められることはない。慰めすら得られることもある。
- みじめなままでいれば、被害者である自分の傷の深さを加害者に思い知らせることができる。
- 受け容れるより批判しているほうが楽で簡単だ。
……などといった利点があるはずです。
自身に不満を感じていることに焦点を当てて、ゆっくりじっくり自分の心を解体していきましょう。
内側に深く入って探り当てることが肝要です。
また、ほとんど無自覚で抑圧している激情もあるかと思います。
自分にすら明かせないでいる本音、本当は許せないでいるのに気にしていないふりをしていることなどがあるのではないでしょうか。
それらを取り繕わずそのままの形で、あなた自身に打ち明けてください。
その際、意識しておきたいのは、明らかになったものを善と悪に振り分けないことです。
良い人になろうとしたり、反省しようとしたりするのではなく、ただ開示し、それをただ見て、ただ認めるというスタンスで受容しましょう。
あなたが開示されたものをノージャッジで受け容れれば、内なるあなたはあなたを信頼するようになり、安心してさらなる本音を見せてくるようになります。
やがて自分を変えようと努力しないままに、自己信頼や自己肯定感が少しずつ高まっていくことを実感できるようになるでしょう。
一度や二度ではなく、あなたがもう十分と思うまで、何度でも何年でも続けていってください。
習慣化することが、あなたの手放しを大きく後押ししてくれるはずです。
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