オラクルカードの引き方★メジャーどころを4種類ご紹介
初めて買ったオラクルカード。
いざ使う段になったら、「あれ? どうやってカードを引いたらいいんだろう」とちょっと悩むかもしれません。
そんなときは、まずガイドブックを確かめてみましょう。
その中でナビゲートされている場合は、作者が示している方法に従えばよいと思います。
それ以外は、自身がしっくりくる方法でOKのようです。
この記事ではメジャーな引き方を4パターンご紹介していますが、そのままでも、アレンジされても、全く別の方法を採用されてもかまいません。
最適なカードを引くためには、自分の精神的・霊的なエネルギーが整っていることのほうがはるかに重要ですので、形にはあまり囚われないようにしましょう。
カードと触れ合っているうちに、ご自身に合った方法が見つかると思います。
◆以下の解説は、私個人の感覚によるものが多いので、参考程度に受け取っていただければ幸いです。
1.シャッフルしながら、「これ!」と感じたものを選ぶ
勘のいい方、いい時なら、ズバズバと的を射たメッセージが返ってくるでしょう。
なるべくスピーディーにシャッフルして、左脳を置いてけぼりにすると、直感が冴えて精度が上がる気がします。
ピントさえきちんと合っていれば、この方法が最も正確にカードを選べるかもしれません。 自分の感覚を鍛えるにももってこいです。
自分が霊的にクリアな状態でないと、でたらめなカードを選びがちです。お疲(憑か)れさまのときは避けるが吉。
2.ジャンピングカードを採用する
シャッフル中に意図せずして飛び出したカードを、ジャンピングカードといいます。
自分で選び取るのではなく、偶発に任せるやり方です。
タロットでは無効とされることもあるようですが、オラクルカードではむしろ歓迎されていますね。
スプレッドを使っている場合は、特別なカードとして別扱いする人もいるようです。
- 自分のエゴに影響されにくいので、比較的信頼度の高いカードが出ます。
- 神秘性を感じやすく、メッセージへの信頼感が高まります。
- ジャンピングの仕方に注目することで、メッセージの重要度を測ることができます。
- 何枚出てくるかわからないドキドキ感が楽しめます。
- 「ジャンプしない」=「質問に対する答えをカードがもっていない or 答えを受け取る準備が自分にできてない」ということで、これも一つの答えです。別の引き方を採用すると必ず何かしらのカードが出てきますが、そのほうが本当は不自然でしょう。
- ジャンピングだけを目当てにシャッフルしていると、カードが早足で劣化します。
- なかなかジャンプしてくれないときは、腕が疲れます。背中が凝ります。自律神経が乱れます。
- なかなかジャンプしてくれないときの諦め時がわかりにくいです。
- ヒンズーシャッフル(トランプの一般的なシャッフル方法)で交ぜると、意味のないジャンピングカードが大量に発生したりします。
- 慣れないと、物理的な要因で出たのか、霊的に意味のあるジャンピングなのか区別がつきにくいかもしれません。
- 飛び出したカードを全部無条件に採用していると、結果に狂いが生じたり、勘が鈍ってきたりします。
3.タロット形式で引く
しっかりシャッフルしたカードを一山にまとめ、任意の高さで三つの山に分け、順番を入れ替えて再び一つの山にし、上から7の倍数目または7枚目以降連続でカードを取っていくという、タロットでは定番ともいえる方法です。
カード枚数の多いスプレッドを使うときは便利です。
選び出すカード枚数が多いほど、的外れなカードが出る確率が高くなります。
4.カードを広げて引く
マジシャンがトランプの山札をずいっと広げて、「この中から一枚選んでください」てなことをやりますが、あの要領でカードをずらして並べ、その中から任意のカードを選びます。
対面セッションでない限り、見た目の美しさは気にしなくていいでしょう。
《参考動画》
- 対面セッションの場合は、相談者に引いてもらうことができます。
- ひたすらジャンピングを待ちながらシャッフルするやり方と比べれば、カードは断然傷みにくいです。
- 枚数が多かったり、くっつきやすいカードを使用しているときは、広げにくくなります。
- わずかでも透視能力があると、自分に都合のいいカードを引いてしまいます。
- バッキングの色印刷は不均一なので、視覚に囚われていると、強さを感じる濃い色のカードを選びがちです。
- 思考(自我)に邪魔されて、適切なカードが引けないことがあります。
私はずっとジャンピングをメインにしていましたが、今は主にタロットの形式でやりつつ、場合により直感引きとジャンピングも加えています。
ただ、形式的にはタロットを踏襲しているとはいえ、カードを引くまでに繊細な霊的プロセスがあり、かなり独特です。
[2022.2追記]
手にもカードにも負担の少ないシャッフル方法を見つけたことにより、現在は1をメインにしています。
オラクルカードはリーディングの自由度が高いので、引き方も同様に、どれか一つに固定せず、直感的にピンときた方法を都度柔軟に取り入れていくというスタンスのほうが向いているかもしれません。
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