ギャラクティック・ルーツ・カード・リブート★使用レビュー(ワンオラクルのおまけ付き)

カードの紹介,カードの使用レビュー隠れオラクルカード,スターシード

※当記事は広告を含みます。

この記事は、セカンドエディションについてのレビューです。
2021年にサードエディションが発売されています。

スターシードとは一言も書いていませんが、これ以上スターシードに好適なカードデッキは現存しないのではないかと思うほど、スターシード向けです。
が、スターシード専用というわけではありません。

ワンネスを悟りたいなら、誰にとっても心強いサポーターとなってくれるでしょう。

今回は、ラストに共通メッセージとして、カードを1枚引いています。

ギャラクティック・ルーツ・カード・リブート

著者 / リサ・ロイヤル

 

こんな方におすすめ
  • 直感的に「ピン!」ときた方
  • スターシードの方
  • 非二元論(ノンデュアリティ)や悟りに強い関心がある方
  • 高次元の真理にフォーカスしたメッセージがほしい方

 

カードの大きさはタロットの標準サイズくらい

H1117×W67でシャッフルしやすいサイズです。

カードの数は108枚の大ボリューム

タロットのフルデッキよりさらに30枚も多いのですが、すこぶる滑りのよい作りなので楽にシャッフルできます。
カードの質は、プラスチックかと思うほど張りがあり、気をつけないと手を切りそうになるほどです。

アートワークはペンと水彩タッチのキモカワ系

香港の映像作家であり、ビジュアルアーティストの方がチャネリングによって描いたものだそうで、かなり独特です。
「女子受けする美麗な絵を印刷しておけば売れるだろう」といった見た目のキラキラ感や心根のギラギラ感はまったくありません。

逆位置は採らない

吉凶や善悪を占うことが目的ではなく、むしろそういった二元的な視点を超えよというメッセージに全体が貫かれているので、逆位置は採りません。
バッキングも正逆のわかるデザインになっています。
(どうでもいい話ですが、左下の丸を重ねたねずみ様のデザインを私はミッキーと呼んでいます。)

解説も222ページの大ボリューム

オラクルカードのガイドブックは、カードと同サイズのものが多いように思いますが、この解説書は四六判でページも200ページ超。
翻訳もこなれていて違和感がなく、参考書並みの読みごたえがあります。

品切れになるとプレミア価格になる

最近まで、中古品が3万円を超える価格で売られていました。
このカードデッキは、品切れのたびに価格が跳ね上がっているようです。
購入されるのなら、正規価格の新品が手に入るうちにどうぞ。

ちなみに、プレミア価格になった場合、「リブート」の文言がついていない旧版のほうが安いからと飛びつかないようご注意ください。
解説のボリュームが「リブート」の半分以下なので、高値で買う価値はありません。

チャネリングによって生み出されたカード

私は知らなかったのですが、作者のリサ・ロイヤルさんは世界的に著名なチャネラーだそうです。
このデッキは、銀河の多次元的存在(グループ意識)であるジャーメインから得たチャネリングの情報によって生まれたもので、世界に先駆けて日本で発売されたというユニークな経緯をもっています。

カードのテーマもユニーク

カードの表面は上から、番号→カードのテーマ→イラスト→銀河のルーツ(惑星・文明・種族など)、時間の流れ(現在・過去・未来・パラレル)の順で記されています。

作者は直感で読むよう強調していますが、カードのテーマは、その言葉から想起されるものとは異なるものを示していることがあるため、解説を全く参考にしない方は注意が必要です。

たとえば、このブログの選択式リーディングでやたら出てくる「人類の救済」というカード。
反射的に「キタコレ使命」と浮き立つスターシードが多そうですが、このカードの趣旨は「その思いは、前世シリウス人だった地球人の多くがもっているカルマ的な強迫観念なので手放せ」という意味になっています。
(108枚中数枚しか引かない拙ブログのリーディングで何度も出てくるので、その手の錯覚を抱いたままのスターシードは、実際多いのかもしれません。ちなみに、そんな大層な使命感などもち合わせていない私用のリーディングでは、全く出てきません。)

また、「宇宙の助産婦」「ブラック・リーグのパターン」「銀河系譜の改良」「坩堝」といった、解説を読まないことには何のことやらさっぱりわからないテーマもかなり交じっていて、こちらも独特です。

魂の旅を表したカードデッキ

カード番号の若い順から、ワンネス(一体性)から分離(二極性)し、再びワンネスへと戻っていく魂のプロセスが表現されています。
これほど膨大にして詳細ないわゆる悟り(霊的覚醒)に関する解説付きのカードデッキは、ほかに類を見ないのではないでしょうか。

悟りについて書かれた書籍は世にごまんとありますが、自分の霊性やこの瞬間の意識レベルがどの程度なのか、どのような点を意識すればワンネスに回帰しやすいのかという、今の自分に最適なメッセージを受け取るのは難しいものです。
が、このカードを使えばそれがある程度可能になります。

自分のルーツや影響を受けている星を知ることもできる

21種類ある「銀河のルーツ」のうち繰り返し出てくるものは、自分に大きな影響を与えている可能性が高いため、そこに注目することで、カルマやチャレンジを理解しやすくなります。
単に好奇心を満たしたり、「自分はこの星の出身だから、こういう性質でも仕方ない」と免罪符にしたりするために用いるデッキではありません。

ガイドブックを読むことで、自分の性格や思想・志向が前世から持ち越している観念であったことに気づかされたり、それを昇華するためのヒントを得たりすることができます。

選択式リーディングではそこまで踏み込めないので、興味をもたれた方は是非ご自身で引いてガイダンスを受け取ってみてください。

日本語版

以下は、ここまでお読みくださった方々への共通メッセージです。

出てきたカードは「4 Confusion(混乱)/ アンドロメダ / パラレル」。

ガイドブックから一部引用します。

人はいつも同じ状況にいると、安全で守られていると感じるものです。そして、何かが変わると、新しい現実のなかで自分を再編成して舵取りするための「地図」をつくるまで、 方向感覚を失ったり混乱したりします。この混乱を解消するためには、同じメッセージ(人生の学び)が何度も形を変えながら来ていることに気づくことです。<略>アンドロメダ人は変化のマスターであり、混乱を超越することに長けています。彼らのエネルギーに導いてもらいましょう。

 

【より深い理解のために】
<略>人間はこの現実への対処法を外の世界へ求め、その結果、この物質世界のさまざまな現象(ポジティブもネガティブも含め)に気を取られます。そして壊れたコンパスのように内なる方向性や焦点を見失うのです。<略>
このカードは物質的現実の罠にはまることに警鐘を鳴らし、幻想を真実として受け入れているからよく見なさい、と言っています。

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