相手を繰り返しジャッジしてしまうのをやめるには?★匿名さんへのタロットカードリーディングメッセージ

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お待たせいたしました。

ご依頼のミニリーディング(のつもりが長くなりました)が終わりましたので、メッセージをお伝えいたします。

まずは、カードの絵柄からご自身でメッセージを受け取っていただき、そのあとでアドバイスをお読みいただくのがよいかと思います。

 

 

 

ご相談内容
少々、気持ちが落ち着かない日々を送っております。今の私に必要なことをアドバイス頂けますでしょうか。

過去に相手に言われたことが気になってしまって、その人をジャッジしてしまうようです。自己防衛でもあるのだと思うのですが、自分自身がしんどいので止めたいのです。
ふとした拍子に出てしまって繰り返す感じに疲れています。

ひっくり返ったカードを採用しました。
出てきたのは、Three of Airです。(絵柄はこちら

伝統的なタロットでいうと、ソードの3に該当します。

あなたがその人から言われたことをいつまでも気にして、ジャッジをどうしてもやめられないのは、そのときに受けた心の傷をありのままに認めていないところに原因があるようです。

「自分は苦しんでいる」とあなたは認識していると思いますが、「苦しんでいること」と「傷ついている自分を有体に認めて、受け容れること」は違います。

あなたの心は自分が評価しているよりもずっと深く傷ついているのに、あなたがそれをあるがままに認めてくれないせいで、思いのやり場がありません。

執拗に現れるジャッジは、そんなあなた自身からの懸命なSOSです。
過去の苦痛を思い出すことをきっかけにして、この傷を癒やしてほしい、と訴えています。

自分で自分を癒やすには、自身が医者にならねばなりません。
医者であるあなたは、患者と一緒に苦しむのではなく、傷ができたいきさつや症状をきちんと聞いて、傷の具合をしっかり確認する必要があります。

無償のミニリーディングであるため、簡単な説明で恐縮ですが、以下の四つを癒やしのヒントにしてみてください。

①感情を紙に書き出すなどして、自分に洗いざらい吐露・開示する
②感情を感じ切る(蓋をしないで味わい切る)
③内観をする(湧き上がる感情や思考を否定も肯定もしないであるがままに観察する)
④「相手に訴えたいこと・してほしいこと」=「傷ついた自分があなたに訴えたいこと・してほしいこと」と捉え直して要求を満たす

②と③はインターネットに参考になる記事があると思いますので、よくわからなければ検索してみるとよいでしょう。

④は、「相手に自分をどう扱ってほしかったのか」と自問してみてください。
たとえば、「自分の価値を認めてほしかった」という答えが返ってきたとしたら、「内なるあなたが、あなたに価値を認めてほしがっている」ということです。

これらを行った時点で、癒やしの手応えを少なからず感じられると思います。
深い気づきを得て、完結してしまうこともあるかもしれません。

効果が感じられないときは、①が不十分だと思いますので、完全に出し切ってみましょう。

ジャッジをし始めたら、自分を疎かにしている合図です。
相手に向けたベクトルをくるっと回転させて、すぐに自分の心と向き合うようにしましょう。

アドバイスは以上となります。
多少なりともお役に立ちましたら幸いです。

同じくソードの3がキーとなった「ハニさんへのカードリーディングメッセージ」も併せてお読みいただくとよいかもしれません。

ご自身の中でゆっくり咀嚼されてからで結構ですので、ご感想をいただけますとありがたく存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。