ネイティブスピリットオラクルカード★使用レビュー

カードの紹介,カードの使用レビューオラクルカード

冒険の旅へと背中を押してくれる父なるエネルギーと、どこへ行こうとも見守ってくれる母なるエネルギーの両方を感じさせるデッキです。

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ネイティブスピリット オラクルカード

著者 / デニス・リン
写真 / メドー・リン
翻訳 / 奥野節子

 

こんな方におすすめ
  • 直感的に「ピン!」ときた方
  • 直感を使ってリーディングするのが得意な方
  • 自然のエネルギーと共鳴しやすい方
  • グラウンディング力を高めたい方

 

カードのサイズは、たぶん一般的なオラクルカードサイズ

H127×W89です。

カードの数は44枚

多からず少なからずといったところでしょうか。

ガイドブックのサイズは、カードとほぼ同じ

1枚のカードにつき、解説は2ページです。

逆位置は採らない

逆位置の意味は用意されていないので、正・逆がわかるバッキングになっています。

作りが丈夫

私が持っているのは日本製です。
カードは厚手でしっかりしています。が、反りやすいです。
表面がペタペタしていて、カード同士がくっつきやすいため、ディールシャッフルでないとうまく交ぜにくいかもしれません。

温かく熱い波動

目を閉じて、胸の前で扇形に広げてその波動に同調してみると、ハートの奥に、プリミティブな熱源を感じます。
天使のカードが天のエネルギーなら、こちらは地のエネルギーといっていいでしょう。
太古の偉大な叡智が、内側から目覚めてくるような感覚が起こります。

雄大で力強く、希望が湧いてくる絵柄

写真に加工が施された絵柄で、下部にキーワードがあります。
使われている主なモチーフは、山、川、森、空、虹、太陽、月などの美しい大自然です。
なかには、マチュピチュの写真を使ったカードもあります。

ただ眺めているだけでも癒やしの効果があるようで、しばしばリーディングをしていることを忘れ、自動的にエネルギーヒーリングが行われていたりします。

初心者に配慮されたガイドブック

カードを引く前の精神的・物理的な準備、カードの引き方、カードの浄化方法、解釈の仕方、しまい方、スプレッド例など、初めてオラクルカードに触れる方でも戸惑いなく扱えるよう、しっかりナビゲートされています。

でも、初心者にはリーディングが難しいかもしれない

リーディングの際は、読み手の直感を何よりも優先し、解説はすぐに解釈できないときに参照するものであると、ガイドブックには書かれています。
ところが、ガイドブックに用意されている意味は、浄化(癒やし)・新しい始まり(変容)にほとんど偏っており、自らの生命力を信頼し、リスクを恐れず勇敢に進めと鼓舞するメッセージが多いため、質問内容には合わないことが少なくありません。
作者いわく、「私が提供している意味は手がかりの一つにすぎません」ということなので、解説を参考にするにしても、インスピレーションが求められます。

慣れないうちは、回答をもらうことを目的とするのではなく、内なる力を喚起したいときや、直感力を鍛えたいときに、エネルギーワーク的な使い方をするほうが適しているかもしれません。

でも、ほかのデッキと組み合わせると読みやすい

たとえ単体では使いにくくても、グッドタロットと同じく、ほかのデッキと組み合わせて使うことで、鮮やかな働きを見せてくれることがあります。
リーディングのベクトルが定まらない、インスピレーションを惹起してくれる別の要素がほしいというときに、補助カードとして使ってみたら、ばらばらの情報を一瞬で収斂してくれたことが何度かありました。
私が使いこなせていないだけで、ポテンシャルはものすごくあるのでしょう。
直感リーディングに慣れたら、心強いパートナーになってくれそうな気がします。

 

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