手放して人生を変える「The POWER of SURRENDER CARDS」★オラクルとして使えそうなカード19
「オラクル」「oracle」という名前のつかない「隠れオラクルカード」を紹介するシリーズの第19弾です。
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タイトル下のキャッチコピーに、オラクルカードでおなじみの「Transform」「Letting Go」が入っています。
はい。中身を見るまでもなく、オラクルカードだとわかりますね。
箱裏の商品説明にもこうあります。
「Use these 52 cards by Dr. Judith Orloff as an oracle to empower your choices.(ジュディス・オルロフ博士による52枚のカードを、あなたの選択に力を与えるオラクルとして使ってみましょう。)」
ほー。著者は博士なんですね。
調べたところ、精神科医であり、エンパスと敏感な人々の治療に特化したニューヨークタイムズのベストセラー作家でもあるそうです。
ちなみに女性です。
絵柄とメッセージを見てみましょう。
(カードはアフィリエイトによる合法転載です。)
(拙訳)自分の体の智恵にゆだねる
人や状況についてのあなたの体のメッセージに耳を傾けましょう。体力を消耗していたり、不快に感じたりする場合は、注意しましょう。 元気があって幸せなら、前に進みましょう。
(拙訳)自分のフルパワーに明け渡す
あなたの人生は、“小さく遊ぶ”のではなく、あなたの力を最大限に発揮することを求めています。
(拙訳)他人との比較を放棄する
自分自身に目を向けてください。
自分の強み、魅力、パワーに焦点を当てましょう。
(拙訳)完治に身をゆだねる
あなたの肉体的、感情的、精神的な癒やしをサポートする、宇宙の愛に満ちた思いやりのある力に、完全に心を開きましょう。
* * *
surrenderには、「明け渡す、降参する、降伏する、身をゆだねる、放棄する、捨てる」などの意味があります。
文脈に合った訳を選ぶのが意外と難しいですねえ。
このデッキのほかのキーフレーズにはこんなものがあります。
- Surrender to Play(遊びに身をゆだねる)
- Surrender to Your Soul’s Path(魂の道に身をゆだねる)
- Surrender to Rest and Sleep(休息と睡眠に身をゆだねる)
「ゆだねる」意のほうは、一般的なオラクルカードとほとんど同じようですが、「捨てる・手放す」のほうになると、急に心理学・セラピー色が濃くなります。
- Surrender the Idea You Can Fix Someone(誰かを治せるという考えを捨てる)
- Surrender Resentments(恨みを捨てる)
- Surrender Obsessive Thinking(強迫観念を捨てる)
- Surrender Your Fear of Intimacy(親密さへの恐れを捨てる)
- Surrender Your Addictions(中毒を手放す)
闇の部分に切り込んできますね。
メッセージはアドバイス型だけでなく、アファメーション(断言)になっているものもあるようです。
たとえば、「親密さへの恐れを捨てる」であれば、「あなたは愛を受け入れる準備ができています。自分のハートを開くことを妨げているあらゆるパターンを慈愛をもって突き止め、解放し始めます」というアファメーションになっています。
なお、ガイドブックは付属していないため、リーディングはカードだけが頼りですが、柔軟に解釈するのは難しそうです。
適当に引くと的外れなカードが出てきて、リーディングが成立しないかもしれません。
それだけに、使う側の本気度と集中力が試されそうな気がします。
気合いを入れて人生に変化を起こしたいというときには、はっきり答えてくれそうなカードだなという印象をもちました。
自動翻訳ツールを使う場合は、「ゆだねる」と「捨てる」を逆に訳すパターンがかなりあり、意味が正反対になるので要注意です。
試しに、DeepLで「Surrender Resentments」と入力したら、「恨みを晴らす」と訳されて震えました。
▼ 動画でカードの雰囲気やサイズ感、メッセージなどを確認できます。
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