カードのメッセージに従っているのに、効果や変化が感じられないのはなぜ?⑧【メッセージが方便になっているから】

考察・所見オラクルカード

 

考えられる原因 その8
メッセージが方便になっている
A

心身が極端に弱っているときには、正論よりも慰めのほうが有効なことがあります。
高次の存在が今は気慰みが必要だと感じた場合は、そうしたメッセージをもらうこともあるでしょう。


☆考えられる解決法☆

メッセージどおりにならなかったとしても、その方便に心を支えられたのなら、意味はあったといえるのではないでしょうか。
問題視する必要はないと思います。
感謝して受け取っておけばよいでしょう。

B

自己信頼を高めることが必要な時期にカードに頼りすぎていると、方便としてのメッセージが出てくることがあります。


☆考えられる解決法☆

これは方便であることに気づきにくいかもしれません。

それまで信頼をもって使用できていたカードが、でたらめな答えばかりを寄越してくるようになったときは、カードに人生を明け渡してしまっていないか、カードの下僕になってしまっていないか確認したほうがよさそうです。
もし思い当たったなら、主客を反転させて自己信頼を回復する必要があります。

C

自身が分離の視点から統合の視点へと移行していく時期に入ってくると、質問の内容によっては、方便にならざるを得ない状態になります。

また、あえて方便としての回答を与えられることで、目覚めを促されることもあるでしょう。


☆考えられる解決法☆

意識がこの段階になると、誰に諭されるまでもなく、自分の感覚でおよそ方便であることは察知できるのではないでしょうか。

如何な深遠な真理であろうが、言語化した時点で分離(観念化)していますし、それを超越するのは自身でしかないので、カードのアドバイスにも限界があるでしょう。

それでもカードを活用するなら、オラクルカードよりインスピレーションカードのほうが適しているかもしれません。
気づきや悟りを促してくれる直観的なメッセージを含んでいるデッキを選べば、より本質的な洞察を得やすいと思います。

これにて本シリーズは終了です。

素人の考察ですので、偏見もあろうかと思います。
参考程度にお受け取りいただければ幸いです。

長々と失礼いたしました。